幼馴染の男子高校生の裏の顔

高校三年生の久田直樹は、幼馴染みの有川純弥に誘われて、彼の叔父が所有するという別荘を訪れていた。
優しくて物知りな純弥。この日は、2人でテスト勉強をする予定だった。
「コーヒー、ブラックだよね」
「サンキュ」
ニッコリ笑った純弥に、直樹はなんの疑いもなくコーヒーを飲んだ。が、そこから先。直樹の記憶はプツッと途切れた。
「ん」
目を覚ますと、そこはなにもない空間だった。そして、目の前には純弥が椅子に腰かけていた。
「純弥?」
「目が冷めた?」
「ここ、どこだよ」
純弥の、男にしては整った綺麗な顔立ち。いつもは優しく見えるのに、なぜか今日はまるで能面のように見えた。
「地下室だよ。今日から、ここで僕たちは暮らすんだ」
「なに言ってんだよ。冗談言ってる場合じゃ、ない、っ、あっ」
直樹は、自分の身体に起きた変化がわからなかった。なぜか、急に身体の一部が熱くなり、股間が反応するのだ。
「やっと効いてきたね。さっきのコーヒーに、これを入れたんだ」
見せられたピンク色の液体。股間を手で押さえながら直樹が不思議そうにしていれば、媚薬だよ。と純弥が言った。
「媚薬の効果は、後一時間だよ」
「さ、さわるなっ。よせっ」
純弥の指が、服の上から身体をなぞる。胸の突起や、腰骨、そして、固くそそり立つぺニスの形をゆっくりなぞるように触れた。媚薬の効果は高く、直樹は瞬く間に射精した。
「気持ち悪いだろ。脱がせてあげるよ」
「あっ、やだっ、はあっ、あっ、あっ、ああっ」
次々と剥ぎ取られていく服の数々。純弥よりも直樹の方が体格がいいというのに、直樹は抵抗らしい抵抗もできなかった。
小麦色の焼けた肌に、筋肉質な直樹の裸体に、純弥の喉が鳴る。
「こっちを向いて、オナニーしてみせて」
「あっ、なにするんだっ。あっ、やだぁぁぁっ」
純弥は、ポケットから太めの万年筆を取り出すと、直樹のアナルへと深々と埋めた。そして、乱暴に抜き差しを繰り返した。
「あっ、あっ、はぁぁっ」
そのもどかしさに、直樹は無意識にぺニスを指で握り、激しくしごいていた。
腹筋の辺りをピクピクさせながら果てる姿は、純弥をとても満足させた。
このまま直樹を拘束するのに、鎖も鍵も必要ない。
純弥は、口の中に媚薬を含むと、口移しで直樹に飲ませた。
「んんっ、んっ」
ビクビクと身体を震わせる直樹の耳元で、純弥が囁いた。
「ずっとここで愛してあげるよ」
そして、万年筆を引き抜くと、自分のぺニスをあてがった。大きく、太く、そしてたまらなく熱い。
「はあっ、あっ、イッちゃうよぉ。純弥ぁ」
助けを求めるように純弥の顔を見つめた直樹は、そこに冷たい輝きを宿す純弥を見つけた。
これまで優しくて、穏やかだった純弥からは想像もできないぐらい、その瞳は冷たかった。
直樹は悟った。自分がこの部屋を出ることは当分ないだろうことを。

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