嫉妬、そして拘束

休日の昼。窓から太陽の明るい日差しが差し込み、
外では子供たちの遊ぶ声が聞こえる。
しかし部屋の中ではそれに似つかわしくない光景が広がっていた。
「ああああ!・・・うっ、うううん、いや・・ああああっ!」
部屋の中で20代前半ぐらいの若い細身の男性が大柄な男性に
押さえつけられている。
両者とも何も纏っていない全裸で、細身の男性は両腕を上に縛られ、
大柄の男性の剛直を尻に突き入れられていた。
「ああっ!うう・・う!あふう、ふうううう!・・もっ、もう許し・・・ああああ!」
「許すとは?悪いことをした自覚はあるんだな、修」
「あああ!、ご、ごめんなさっ、ふあああああ!・・さと・・・る・・・あああ!」

恋人の修は昨日共通の友人の亮と二人で買い物に行った。出張中の俺にはバレないと思っていたのだろう。しかし亮のSNSをたまたま見て修が亮と出かけたことを知った。
亮のそばで笑っている修を見て俺の頭に血が上った。
昨夜俺は家に帰ると、笑顔で迎えた修をさっさとベットに連れ込んで服を脱がせた。
戸惑いの声を上げる修の唇を塞ぐと、修の両腕をそばにあったタオルで縛り、
そのままめちゃくちゃに修を抱いた。
日付が変わって窓が明るくなっても、俺はまだ修を抱き続けている。

「あああ!ふううう・・・あああっ、ふう・・っ!・うう!」
修は尻に俺の剛直を何度も抜き差しさせられている。
修の目は赤く涙があふれいる。
しかしそれを見ても俺は行為をやめようとは思わなかった。
「ふうっ、・・・ああああ!っつ、ふうううう!っああっ・・・ふうううう!」
「修・・・」

修とは一緒に暮らし始めて半年になる。
付き合い始めた頃の情熱は少し落ち着いたが、それでもキスは毎日するし、
性行為は週末には必ず行う。
もし平日でも、疲れていなければすることもあるくらいだ。
確かに最近、互いに「好き」とか「愛している」と言う数は減っていた。
だけどそれは口に出さなくなっただけで当たり前の事実だと思っていたが、
いつのまにか修の気持ちは変わったのだろうか。
「修、何で亮と二人で出かけた?俺が知ったらこうなることはわかっていただろう?」
「っ、別に、たっ、ただ、遊びたか・・・あふっ」
ぐいと奥まで挿入した。
「ひどい男だな・・・」
俺はそのまま腰を激しく動かした。
「ああうっ、・っ、・ふううっ・・・!ああっ、・・あふ・・ふうううっ!」
修は更に甘い声を上げる。
「やっ、・・・やめて・・・いや・・・だめええっ・・」
「だめとは?他の男と遊んだお前にはこのぐらいの罰は必要だろ?」
その時俺はSNSで見た修と亮のツーショット写真を思い出した。
笑顔の修を思い出して、俺は唇を噛む。
「修・・しゅうっ・・・あんな笑顔で写ってあいつの方が良くなったのか?」
「そ、そんなわけ・・・っっ・・ふううっ・あ、・・ううう!」
俺は一旦腰の動きを止めた。潤んだ目で俺を見る修に懇願する。
「修、しゅう・・あの写真を見たとき、俺がどんなにショックだったか、
お前にはわかるか?お前が亮に取られるんじゃないかって、
目の前が真っ暗になったんだ!」
俺はそう口に出すと、また腰を激しく動かした
「あっ、ふううっ!あああ・・・っ、・・・あああふううう!」
「修、愛している、だから頼む、俺を捨てないでくれ・・・!」
「あああああ!」
修の中心から白い液体が勢いよく噴き出る。
それと同時に修の中にある俺の欲望も噴き出した。

差し込む光が薄くなってきたとき、俺は動きを止めた。
自身を抜き取ると、そこから白濁した液体が流れだす。
俺は修を上からじっと眺めた。
修の意識は少し前からもうなく、
弱弱しい寝息を立てている。
修の尻の蕾は大きく広がり、赤く腫れていた。
細身の体には無数の歯型や鬱血の跡が残っていて、
こうして全体を眺めていると、とても弱弱しい生物のように感じた。
俺はため息をつくと、修の手首に縛られていたタオルを外した。
そして自身の体を倒すと修の頬に口づけた。
「無理させたな・・・」
すると、この状況に似つかわしくない軽快な音楽が鳴った。
目をやると側のテーブルから俺のスマホが鳴っていた。
俺はスマホを手に取ると、内容を確認する。
その瞬間、俺の頭は真っ白になった。

「んっ・・・」
目を開けると、そこはいつもの寝室のベットの上だった。
俺はだるさを感じながらもゆっくりと起き上がろうとした。
「いたっ・・!」
さっきまで散々抱かれたせいだろう。体のあちこちが痛んだ。
俺は再びベットに沈み込む。
「修!大丈夫か!」
ドアが開き、恋人の悟が入ってきた。
悟は手にした水筒のふたを外す。
「飲めるか、修」
俺が頷くと、悟は水筒の飲み口を俺の唇に当てた。
俺は流れてくる水をゆっくり飲んだ。
やがて飲み終わって水筒を悟に返すと、悟は頭を下げて
水筒を受け取った。
「修、すまない、無理をさせてしまって」
「いいよ。悟に黙って他の男と出かけたのは事実だから」
悟は顔を上げ、俺をじっと見つめる。
悟の目は潤んでいた。
「亮から聞いたよ。お前は俺の誕生日プレゼントを買うために
出かけたらしいな、それなのに嫉妬にかられてこんなことを
して悪かった」
俺は言った。
「俺の方こそ、黙っててごめん。亮と出かけたのは
他の男からの意見も聞きたくて」
「本当にごめんな・・」
「いいよ、悟になら」
そう言うと俺は悟の唇に自分の唇を重ねた。
そして長い間唇を重ねる。
やがて唇を話すと、互いに同じ言葉を口にした。
「「愛している」」

数時間後、俺のスマホが鳴った。
画面を見ると亮から
『お前、悟に酷いことされたらしいな』
とラインでメッセージが届いていた。
『いいんだよ。これは望んでいたことだから』
とメッセージを送ると、
『お前に言われた通りにSNSに写真を載せたけど、
あれで良かったのか?』
と返信が来た。
『いいんだよ、そのおかげで悟の愛を感じることができたから』
俺はそう送った。

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