VRゲームのテストに選ばれたはずが気づけば機会に犯され、、、?

 俺はいま、都内某所の株式会社の応接室にいる。さすが上場企業といったところで、ソファは俺の人生のなかでも類稀な座り心地で、壁にもおそらく名画なのであろう西洋画が飾られていて、俺なんて人間には場違いな部屋に案内されている。
 なぜこんなところに、根暗なオタクである俺がいるかというと、新しいVRエロゲームのテストプレイの応募に当選したからだ。
 映画館で流行った、MX4D……つまりは座席が動き、水しぶきが飛び、スモークなども焚かれ、より臨場感が味わえるというやつ……を導入したエロゲーを開発中なのだという。
 そんな最高なテストプレイ、やらないわけがないだろう。
 俺は一体どんな爆乳美女、それもいい匂いがして、もしかして潮吹きもしてくれる、最高の新感覚エロゲーが堪能できるか、楽しみすぎて1週間オナ禁まで成しとげたくらいだ。
「まず始めにこちらの質問表への回答と、同意書にサインをお願い致します」
 そう言われて渡された紙は案外簡素なもので、年齢、体型の自己評価、週に何度自慰をするかといったもので、俺は26歳、元陸上部の普通体型、週6回の自慰と記入していった。同意書にも赤橋陽太と名前をサインをした。
「では赤橋さま、お部屋の方へご案内する前に、シャワーと着替えをお願い致します」
 スーツをキメキメに着たイケメンにそう指示をされ、俺は昂る心と下半身を抑えながら言われた通りにした。なぜだろうとも思ったが、衛生的なヤツだろうということで納得しておいた。そんなことよりも、はやく俺のムラムラを解放したい気持ちが大きかった。
「お待たせいたしました、それでは、お部屋にご案内いたしますので、こちらのアイマスクをお付けください」
 はいはい分かりました。いいからはやく……と渡された黒いアイマスクを装着して、「こちらです」という声と腕を引かれるのを頼りにして俺はモーター音のする部屋へ連れていかれた。
「では、こちらにお座りください。……はい、ありがとうございます。では、わたくしが部屋から出ましたら作動しますので、どうぞごゆっくりご堪能ください」
 案内人の声が消え、ドアの閉まるお供消え、鳴り始めたのは先ほどよりも大きいモーター音。そして腕と足が硬い金属か何かに固定された。さらに両脚が開かされていき、M字になるように固定された。
「随分と本格的なんだな」
 俺は興奮していた。きっといま下半身は、着替えさせられた病院着のような薄い服を押し上げる屹立が目立っているだろう。
 ぽたっ、タラリ。温められたローションだろう液体がその屹立に垂らされた。
 さあ、いよいよ始まりだ。
「……いや、待てよ。なんでVRのテストプレイなのに、普通のアイマスクつけさせられてんだ?」
 気付いた時にはもう遅かった。俺の愚かな肉棒は今までのどのオナホよりも最高の締め付けの何かに握られ、もうラストスパートかよというばかりに高速ピストンを始めた。
「あー、いいわ、きもち……っは?おい、そこは」
 じゅっぷっじゅっぷと聞きなれた音と慣れた刺激以外の感触が始まった。
「おい、そこは俺も流石に未開発……っ」
 アナルにそってぐりぐりと押され、さっきと同じように生温かいローションが垂らされた。無理矢理こねていたのが、そのヌメリでまるで括約筋を解す作用が強まった。
 いや、これは前戯かもしれない。このあとに待つ美女とのVRセックスの前戯だ。そうに違いない。
 アナルをこねられるのは違和感だが、某オナホ製品よりも最高の快感をもたらせてくれている方は気持ちがいい。視界が見えない分、くちゅくちゅという水音とモーター音が俺をさらに興奮させている。
「う″」
 アナルを弄っていた指みたいな棒が、肛門の中へ侵入してきた。しかもただ挿入ってきたのではなく、うぃんうぃんとAVで見るようなデイルドマシーンのエグイ動きをして俺の腸をかきました。
「う″ぇ、おい、ちょっとまてよ、これ必要か?」
 うぃんうぃん、にゅ、にゅるるる……。
「っあ“ぁー……」
 まじで腹の中に入ってきやがった。しかも根元までいったか? 出口だっていうのに、そこから入ってきたもので腹が膨れる感覚がして気持ち悪い。これはもうムスコへの刺激があっても耐えられない。
「あ“っ、ばか、おい、やめろっ」
 がちゃんっがちゃんっと機械の音が動き始め、腹に突き刺さった棒が抜き差しを初めた。それに合わせてムスコを包んでいたオナホもピストンし、俺の頭おかしくなり始めた。
「あ“―っ、やだ、う、変だから、やめろ、おい、まっ、」
 腕に力を入れたところで、随分頑丈な拘束でビクともしなかった。しかし俺にはさらなる快感がもたらされた。
「まって、乳首は、だめだろ……っ」
 吸盤のようなものが俺の両乳首にくっつき、バイブのように震えた。
 ウ゛ウ゛ウ゛ がちゅんがちゅん くちゅくちゅ 
 音が大きくなると共に、各機械の動きも増した。ぐりぐりと腸壁を擦る棒が、ある一点をグリッと掠めた。
「ア“ぁッ!?」
 機械はまるでそれを学習したかのように、その掠めた一点の快楽のポイントを狙って、ぐりぐりゴシゴシと責め立ててきた。
「やだやだそこはっ、やめろっ、変になるッ」
 その言葉は聞いてもくれず、むしろ増々快楽を与えんばかり振動と刺激を強めた。
「あーっ、あ、あ、あ、」
 早漏じゃないはずなのに、もう昇りつめた熱を吐き出しそうだ。初めてのはずなのに、尻の中の暴れる棒が一番気持ちいい。
 ちゅぽっと音を立ててムスコを包んでいたオナホが離れた。イキたかったのに、快感のひとつが欠けてもどかしい。もっと欲しい。もう乱暴でもいいから、むしろ乱暴がいいくらいに欲しい。
 もどかしく揺れる熱い陰茎が、再び何かに包まれた。そう感じた直後、亀頭に細くて冷たいものが触れた。そしてそれが尿道に入っていくのが分かった。
「ヒッ、や、……ぁ、アッ、──ッ!」
 ぶわりと下半身の熱が全身を駆け巡ったような気がした。
 その細いものはそのまま奥へ奥へと侵入していき、本能的にソコはだめだろという場所に、ツン、と触れた。
「あああぁぁぁっっ」
 イった、イったぁと譫言と涎を口から垂らした。射精したいのに、入ってきた細いものが邪魔で吐き出すことができなかった。
細いものが、つるるるる、と抜けていき、強制的な排尿感とイった直後のぐわんぐわんとした快感がダブルで襲って、俺の脳はもう正気を失った。
う″いん、う″いん、ずっちゅずっちゅ
「ああぁやらぁお尻もだめぇ待ってぇッ、はッ、あああああ」
 前立腺をさらに後ろからもぐりぐりと押され、俺はまた絶頂した。
「赤橋さーん、大丈夫ですか。すみませんね、機械が勝手に動き始めちゃったみたいで」
「はぇ、ああ……あ、ああ……」
「せっかくなので、このまま続けましょうかね」
「え、あ、ぁぁああ……っ、ヒンッ」
 次は乳首のバイブが動きを変えて俺をまた快楽の海に放り込んだ。
「は、あ、あの、もっと、もっと……凄いの、おねがいします……っ」
「かしこまりました。では、ごゆっくりと」
「はい……っ」
 俺はもう気持ちよさに溺れることにした。

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