絶頂快楽地獄

 部屋の中には二人の男がいた。
 まず目につくのは片方の男だ。
 全裸に顔にはラバーマスクを被せられ、口以外の表情を見ることは出来ない。
 全裸の男は機械の上で身をよじり、声を我慢しようと体に力を込めているのがわかるが、うまくは行かないようだ。
 甘ったるい声を漏らしながら時折体を震わせて痙攣している。
 男をつないでる機械は、昔流行ったロデオマシンをずっと大きくしたようなものだ。
 全体を黒いビニールかゴムのような素材でできている。男は機械に座らせられた状態で、体を固定され、手足は機械に繋がれている。
 洋画で見るような拷問椅子に縛り付けられている状態だ。
 洋画ではみられない状況なのは、男をつなぐマシーンは椅子ではなく機械で、男は全裸。
 男の股間の周りは粘性の液体が垂れ、テラテラと光っていた。
 時折男が体を震わせたり、もがくたびに股間とビニールがこすれ、グチュグチュと音を立てている。
 そんな男を見下ろすもう一人の男はボディスーツに身を包み、髪をなでつけた男だ。
 ボディースーツの男は熱を持った目線で淳一を見下ろし、時々手元に持っている端末を操作している。
 端末はマシーンの操作に使われているのだろう。ボディスーツの男が操作するたびに駆動音がして、淳一は体を震わせて声を上げる。
 ・・・っんああ・・・はあ・・・ああああっ・・・!
 締まった腹筋と柔らかい尻がブルブル震えて声を漏らしている。
 全裸の淳一はマシーンに繋がれていた。
 手足を縛られるだけではなく、ロデオマシーンから伸びるパーツが淳一の局部と連結しているのだ。
 そのマーンから伸びるパーツは淳一の腰回りをホールドして、輪っかになった部品はチンポをしっかり掴み、マシーンから伸びる棒状の物体は淳一のアナルがくわえ込んでいる。
 淳一のチンポは淳一と一緒に跳ね上がるが、すぐにだらし無くしおれる。チンポの先からはダラダラとカウパーがたれチンポの先から糸を引いている。
 アナルに繋がれた棒状の物体は、ゆっくりと上下に動いている。
 まるで優しく耳かきをするようにゆっくりと、規則的に淳一のアナルを内側をなぞっているようだ。
 はああっ・・・っああ!
 よだれを垂らす、淳一は自身のアナルが咥えているマシーンから逃れようと力を込めて体をよじる。
 しかし、腰はホールドされ手足はガッチリと繋がっている。
 なにより淳一がもがけばマシンの棒がアナルを刺激して、淳一は強烈な快感に更に悶えることになるのだ。
 ズチュッヌチュッ
 はあ、はあ
 グチュグチュ
 ああ、はあん
 淳一が押し寄せる快感に悶えていると、ラバースーツの男が声をかける。
「はじめてでも気持ちいでしょ?」
 問いかけるというよりかは、説明じみた口調で男は続けた。
「なんだかいい匂いがしません? この部屋。聞いてます?」
 ラバースーツの男は端末を操作してマシーンを止める
 淳一は止まらない快感から一時的に開放される。
 それでもチンポとアナルは連結したままで、ゆるい快感は完全には消えなかった。
「・・・なん、で」
 淳一は息を整えてなんとかそれだけが言えた。思考にモヤがかかっているように頭が回らない。
 淳一の問にラバースーツの男は笑った
「なんでですか? なんではじめてのアナルでそこまで感じるかですか? それとも何であなたがここでアナル絶頂をしているかですか?」
 休憩も兼ねて説明してあげましょう。そう言ってラバースーツの男は続けた。
「あなたこの町の人間じゃあ無いって自分で行ったじゃないですか、酔っ払って。そんなんだからお店に連れ込んで変態野郎に調教してやろうと思ったんです。顔も好みだし、ウブな感じが可愛くていいから出しているのにギャップがエロいと思ったので・・・ビンゴでしたねえ」
 淳一が抗議の声をあげようと男を睨むと、相手は端末を操作する。
 ・・・んああああっ!
 腹の底から快感が頭を揺らす。急な快楽に淳一は甘い叫び声を上げる。
「怖い顔しても、もうアナルで喘ぐ変態さんなんですからね」
 ラバースーツの男は端末でマシーンを止めて、話を続ける。
「あなたの処女アナルがなんでこんなに感じちゃう淫乱アナルになったかは、この匂いです! すごいでしょう? 安心してください、依存性はないし体への負担も少ないハーブみたいなもんですよ、効果も持続性はないし」
 休憩終わり! スタート!
 再び唐突にラバースーツの男はマシーンを再開させた。
 淳一は引いた波がさっきより大きく押し寄せるように、大きな快感に飲み込まれた。
 棒状のマシーンはその形状を自在に変え、淳一のなかで膨らんだり、柔らかいイボイボを出している。
 淳一の敏感なアナルと薬によって冴えた快感への欲求が、自身の腹の中でうごめく物体が、前立腺を撫で回し、長い長い射精感に似たような絶頂を与えているのを感じた。
 淳一は声を抑えることが出来ず、むしろ叫ぶように快楽を享受した。
 ・・・きもち・・・ああ、いい・・・
 グチュグチュとアナルはいやらしく音を立て、トロトロに赤く熟れきってしまっていた。
 棒状の機械からは粘性の高い液体が注がれ、アナルから出し入れされるたびにこぼれた粘液と淳一の体液が混ざりあってマシーンを濡らす。
 チンポはなんども射精を繰り返し、立ち上がることが出来ずに壊れたようにダラダラと精液を垂れ流す。
 淳一の体は汗が滴り、薄い体毛の体をひからせ、よだれを垂らしてあえいだ。
 ふーっふーっ
 呼吸をなんとか整え、無意識のうちにいやらしく上下させ、さらに快楽を貪ろうとする淳一。
 ・・・イクイクッ・・・
 ウインウイン
 ・・・あああ・・・イキそ・・・
 グチュグチュ
 ・・・イクイクイク・・・アナルイク・・・
 ヌッチョヌッチョ
 ・・・あああああああああ・・・!!
 抗えない絶頂に体を痙攣させ、チンポは大きく跳ね、アナルはひくついて、尻をふる淳一。
 まだ快感は、おわらない 

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