科学者に買われた奴隷は毎日のように精液を搾り取られ、、、

僕は“科学者”と名乗る男に買われた。

奴隷として奴隷市場で売られていた僕は、全てに絶望していた。
家族にも捨てられ、もう自分には何もない、と。
しかも、ガリガリで汚い僕には高値はつかないと外の安く買える場所に立った状態で売られていた。
そんな僕の前に長身の男が立ち止まり、じっと見つめてきた。
視線に気づき上を向くと、長い黒髪を一つにまとめ、肩に流す綺麗な顔をした男がいた。
(綺麗な…ひと)
一見紳士な身なりだったが、こんな奴隷市場にやってくるのだ。ろくな人間ではない。
視線を下にしようとした瞬間僕の顎をぐいと掴み、様々な方向から観察し始めた。
「!?…っ」
男は僕の顔をじっと見つめた後、
「店主、これをいただこう。」
そして太った奴隷商に金を渡し、僕の手を掴み連れて行った。
あまりの対応の速さに驚いていたが、男の足の速さに転びそうになるのを堪えながら付いていく。
足の鎖が邪魔で歩きづらかったが、なんとか男についていけた。
手を引かれながら男を観察する。
(高そうな服…貴族?だよね?)
貴族…といえば奴隷をモノのように扱ったり、酷ければ痛めつけるのが趣味で撲殺される奴隷もいると聞いたことがある。
(どんな仕打ちをされるんだろう…鞭打ちだけは嫌だな…あれ痛いし)
そんなことを考えながら男の後に付いていった。

しばらく歩くと郊外にひっそり佇む大きな屋敷へ着いた。
少し古いが手入れの行き届いた屋敷だった。ただ、使用人は見当たらず…
(一人で住んでるのかな?それにしては大きいような…)
緊張しながら屋敷に入り、男からの指示をじっと待つ。すると、
「来なさい。風呂に入れてやろう。」
ぽかんとしている僕をよそに男は僕を風呂に入れ始めた。
僕を風呂に入れ自ら洗ってくれ、綺麗な服と食べ物まで用意してくれた。
寝る場所も用意してあった。
「この屋敷は私一人で住んでいる。屋敷の掃除をするものがいなかったから
君を買った。掃除をした後は自由にしていい。風呂も食事も与えよう。」
「はっ…はい」
「それともう一つ」
「?」
「地下室があるが、そこは掃除しなくていい。仕事場になるから入ることを禁ずる。」
「わかりました。」

宣言通り、僕はとても自由だった。
僕の仕事は屋敷の掃除だったが、終わると食事が用意されていて、風呂も男と一緒に入った。
甲斐甲斐しく世話をされ、僕の張り詰めていた心は少しずつ解れていった。
男に表情の変化はあまりなかったが、丁寧に扱われていると感じていた。

買われてから何日か経ったある日、僕は日頃の感謝を告げるために男に言った。
「こんなに親切にしてもらったのは生まれて初めてです。
僕にできることがあるならなんでもしたいです」

…と

すると、ソファに座りお茶を飲んでいた男はその言葉を聞いた瞬間、
「そうか。ならば」
今まで見たどんな人間より悍ましく、美しい笑顔で笑った。

それからすぐ男は僕をある場所に連れていった。
そこは入ってはいけないと言われていた地下室だった。
暗い階段を降った先に小さな扉があり、開くと機械や薬品がたくさん置かれた化学室のような場所だった。
また、なぜか部屋の中央に革張りの椅子が置いてあった。見たことのない部屋にキョロキョロしていると、
「すべての服を脱いでそこに座れ」
「え…全部ですか?」
「そうだ。早くしろ」
今までそんなことを強制されたことがなかったから少し戸惑いながらも服を脱ぐ。
そして股間部を隠しながら椅子に恐る恐る座ると、
ガクン
「え?わっ!」
急に椅子が倒れたと思うと、椅子から拘束具が出てきて腰部分を拘束される。
あっという間に足まで固定され、また椅子が勝手に動き、大きく足を開き股間部を男に晒す形で止まった。
(なっ何これ!?外れない…っ!)
外そうと手でひっかいたりしてみるが、ビクともしない。
「ご主人様っ!これは…あっ!」
そんな僕の手を軽々と掴み、革の手錠で拘束していく男。
恐怖でブルブル震える僕をよそに男は静かに話し始める。

「先ほどお前は私への感謝からなんでもすると言ったな?」
すぐそばにあった棚から、透明の筒で管のようなものがついた機械を念入りに確認している。
管の先には何かを貯めるタンクのようなものがある。
「はっ…はい…」
「そうか。ではお前には『仕事』をやってもらう」
「『仕事』…ですか?って…っ!えっ!?ちょっ待ってくだ…っ!んっあぁああ!やだぁあっっ!」
ギュイイイイイン
男が持っていた透明の筒を僕の陰茎に取り付けると、機械はひとりでに動き出し僕のそれを吸い始めた。
痛いくらいに吸われるが、時々上下にも動かしてくるので少しずつ快楽が僕の背筋をつたい始める。
「あっ…!やぁっだぁ…!ごしゅじ…んさまっ!あぁ!」
悶える僕を満足そうに上から眺める。すると、男の頭から見たこともない黒いツノとゴムのようにしなる黒い尻尾が生えてきた。僕はその姿に驚きと恐怖でいっぱいになるが、透明の筒の責め苦も相まって息も絶え絶えに男を凝視することしかできなかった。そんな僕を見つめ返し、男は美しく微笑みながら説明を始めた。
「実はね、私はサキュバスという悪魔なんだよ。君のように純粋な人間の精が大好きでね。ちょうど私好みの人間が売られていたから綺麗にして育てれば食うに困らないと思ってね。私の目に狂いはなかったようだ。君はとても良質な精をだす。」
そう言いながら僕についている機械を男がさすり始める。
さすっただけなのに吸われて敏感になった陰茎がざわざわと痺れた。
「やっ!触ったらぁあっあっあ!!」
男は僕の首から胸に白い手をはわせ、ゆっくりお腹のあたりまで滑らせていく。
そして何かお腹のあたりで光ったと思うと、何かの紋様を刻まれる。
「…さて。これを刻めばさらに良い精を作ってくれそうだね」
すると、紋様を刻まれたあたりから快感がじわじわと体全身に広がり、
僕の体は快楽に飲まれた。
「はっあっあぁあっ…っなっ何ぃ!?これぇ…えっ!あぁあっあ!
「これで君は私のものとなった。…私に感謝していると言っていたね?」
笑顔を崩さずに僕に話しかけてくるが、僕は恐怖と快楽で思考が散漫になる。
「私のために精を捧げる、いわば“搾精”をすることが君の仕事だ。しっかりやるように」
悪魔が笑った。
「ひっ…いやああああぁぁあ!

それから毎日のように“搾精”が行われた。
ただ、『仕事』以外の時間は言われた通り掃除など自由に過ごすことを許されていた。
『仕事』の後も男が僕の体を洗い清めてくれる。食事も同様だった。
だが、毎日必ず『仕事』のために決まった時間にあの部屋へ連れていかれる。
逃げようとしたこともあった。でも、どんなに抵抗しようとも、逃げようとしても、仕事の時間になると下腹の近くに刻まれた紋が疼きだし抵抗などできず、その場に崩れ堕ちて快楽に飲まれてしまう。すると、男がどこからともなく現れ、僕を抱きながらあの部屋へ連れていくのだった。
そして今日も…

「んっん…んむっむぁ…っはぅ」
拘束具のついた椅子はベッドに変わり、男がベッドボードに凭れながら僕の頭を撫でる。
ベッドの横にはグラスがあり、僕の精が注がれている。男はそれを飲みながら僕に自分のものを咥えさせている。
「んむっ…ん…はぁ…っむ」
僕は後ろ手に革の手錠で拘束されていて、自由に身動きができない。
あの日から、散々開発された体はどこもかしこも性感帯になっていて、どこを触られても絶頂しそうになる。男もそれをわかっていて、僕が咥えている時も乳首や腹、お尻などを舐めるように触り、刺激してくる。
そして…
ギュインギュインギュイン
「はふぅ…っ!んんっあっはぁむ…はっあ」
あの透明な筒も相変わらず僕の陰茎を吸い続ける。僕の先走った液を逃すまいという風に搾り、吸い付く。
また、この男のものを何度も咥えたせいか、甘いと感じるようになってきていた。
(もっと…もっと欲しい)
「んっんっん……あっ…」
男が僕の口からそれを抜いた瞬間、切なさに声を上げてしまった。
唾液で濡れるそれが飴のように甘そうで、美味しそうで、、じっと見つめてしまう。
「ふふ…まだ咥えたかったか?」
かぁっと頬が熱くなる。でもその通りで何も言えなくなる。
そんな僕をよそに男は僕を抱き上げ、対面するように座らせる。
その時
「ぁっ…っんんぁっ!はぁあ…んっあぁああっあんんぁ…やだぁあ…っヒック」
少し機械が亀頭を擦る。その小さな快楽を紋は貪欲にもキャッチし、増幅してくる。
そのまま軽くイってしまった。
「ふむ。良い感じに育ったな。精も、生気も、とても甘い。」
舌なめずりしながら僕の睾丸に指をはわせ、機械から少しもれた液を掬い取る。
味見するようにそれを舐めとる姿を見て、快楽で正常に働かない頭はそんな姿までも
快楽に変えてしまい、ごくっと喉を鳴らしてしまう。
「さぁ直接お前の精を食わせてくれ」
「あっ…!ふぅ…っん!」
男に開発された穴は性器と化しているため、触れただけでも絶頂しそうになる。
(挿ってく…るっ!)
「あっ…あ…っん…っ…あぁっあぁ!!…あ…ぁっ」
軽く擦り付けたあと一気に押し込まれたそれに目の前がチカチカした。
そして、僕についている搾精機が僕の精に反応して威力を上げて吸い上げる。
もう死にそうだ。

体をビクビクとさせ、いつまでも続く絶頂に体が勝手に男から逃れようとする。
無理なのに。
男はそんな姿を見て満足そうにほくそ笑む。
「素晴らしい…こんなに新鮮で甘い精はあまりない。育てた甲斐があったというものだ」
飴を転がすように乳首を舐め味わう。紋がまた快楽を増幅する。
「はぁっっ!あっ…やぁん…っあ…あ
ごしゅ…じ…さま」
「もっとだ。もっと私に捧げろ。いつまでも、ずっと。
そうすればさらに快楽を与えてやるぞ」
(これよりもっと…すごい…快楽?)
もう僕の頭は正常に働かない。その言葉は何よりも
甘美で、魅惑的で、僕の頭を占領するには十分だった。
(嬉しい…もっと、もっと欲しい…っっ!)
自分から腰を振り、快楽を貪り始める。
もう何も考えられない。
「はっあっあっ…あんっあん…はっ
もっとぉ…もっとくださぁい…っ!
なんでもしますからぁ…!ごしゅじ…んさまぁっあっぁっあ!」
「…そうだもっと欲しろ。そして一生俺に精を捧げ続けるのだ」
きゅううん…
その言葉を聞いた瞬間、紋が反応し機械がまた僕のものを強く吸い取り出した。
それすら嬉しくて、もっともっと吸って欲しい。
もっともっと僕を狂わせて欲しい。
もっともっと僕を、、
「はぃ…っ」

快楽の中へ墜として。

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