「おい、俺はお前に隠し事はするなと言ったはずだが?」
先輩に問い詰められ、俺…康平は頭の中が真っ白になった。
ただ、「本当にスミマセン…」というのが精いっぱいだった。
「まあ、いい。俺に報告するのが当たり前だっていう事は、徐々に覚えこませてやるよ。それより、今すぐズボンとパンツを脱げ。」
先輩はそう言うと、スッと指先を康平の脚先へ滑らせる。
「ここで、ですか?」
康平が聞く。
そう、ここは野球部の部室だ。
いくら部活終わりだからといって、忘れ物をした部員が部室に戻ってこないとは限らない。そんな状況で下半身を晒すのは、いささか抵抗があった。
「そうだ。抵抗あるなら、これでも被ってろ」
そう言って先輩は、野球部が試合する際に応援グッズとして使われるクマの被りものを手渡した。
仕方ない…康平はクマの被りものをして、いそいそと服を脱いだ。
鍛え上げられた太ももと、アンバランスなほどキュっと引き締まったウエストが何とも艶めかしい下半身が丸出しの姿になると、先輩の視線がこちらに向いているのが分かる。
被りものをかぶっているとはいえ、この格好はただの変質者そのものなので、なんだか恥ずかしい。
無意識に股間を両手で隠すしぐさをしてしまった。
「おい、それじゃ見えねーだろ。手は後ろで組んでいろ。」
当然、先輩に叱責される。
続けて先輩は自身のカバンから、手錠と首輪と鎖を取り出した。
「ちょっと拘束するからな」
先輩はそういうと、康平に首輪を着け、後ろ手で手錠をかけて鎖で首輪と手錠をつないだ。
康平の手は背中の辺りで宙ぶらりんの状態になる。
これではもう、手で股間を隠すことはできない。
ちょっと待ってろ、と言って先輩は床にバスタオルを敷いた。
その上に、俺を座らせる。
「ほら、足曲げて、広げて」
言われた通りに足を開く。
これはアレだ、M字開脚ってやつだ。
股間もアナルも先輩に丸見えな状況で恥ずかしさがピークになって、思わず顔を背けてしまった。
その瞬間、先輩の手が阻むように被りものをした顔をわしづかみにして真っ直ぐ上に向けさせられる。
のしかかるように身体に覆いかぶさった先輩の顔が、すぐそこにあった。
「康平、これはお仕置きなんだから」
「……スミマセン、」
ここはどうだ?と言いながら、先輩の指先が鍛え上げられた俺の胸に触れた。
男の俺には必要のない乳首だ。
何だか、むず痒い感じがする。
先輩は嬉しそうに乳首を弄り続ける。指先で摘んだり、押しつぶしたり。
「ふ、……♡っあ…♡♡」
初めてこんなに触られて、ちょっとヒリヒリと熱を持ってきている気がする。
そして急に「こっちも触るぞ」と言ったかと思えば、お尻にヌルリとしたものが触れた。
先輩の指が、康平のお尻の穴に触れている。
「ちょっと、挿入れるぞ」
先輩の指がぐにゅっと奥へと侵入してきた。
慣れていないところを直接触られて、急に異物感が増して尻に力が入ってしまう。
「ほら、おっぱいがお留守になってるぞ」
「あッ♡ あぁッ♡♡ ダメッ♡引っ張らないでっ♡」
「康平のおっぱい、もう女の子になったのか?早いなぁ」
乳首とお尻、両方に刺激をされて、身体の奥からどんどん熱くなって、全身に広がってくる。
「じゃあ、イッてもいいぞ。許可する」
そう言って先輩が康平のチンコの先を引っ掻いた瞬間、絶頂を迎えてしまった。
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