昼の上司は夜の性奴隷

「柊っ。なんだ、この報告書はっ!」
怒鳴り声が室内に響く。周囲が、声の方へと視線を向けた。怒鳴った桐生一樹ほ、神経質そうな細い眉をピクッと上げた。
「お前、どういう考えしてるんだっ。こんなの相手に渡したら、ただじゃすまないぞっ」
怒られた柊は、しゅんとなると、デスクに突っ伏した。
周囲の社員は、そんな彼に同情的だった。
だが、彼らは知らない。
夜になった時の、一樹と柊の関係に。
「んっ、んっ、んっ」
一樹は、帰宅後。すぐに隣の部屋へと向かい、風呂場で陽平の身体を洗った。厚い胸板と、引き締まったウエストの柊は、まるで彫刻のようだった。
泡立てたスポンジで身体を洗おうとすると、ピシャッと頬を叩かれる。
「違うだろ。洗い方を忘れたのか?」
「は、い。ご主人様」
そういって、一樹は柊の身体を舌で舐め始めた。ぺニスやアナルに至るまで、一樹は舐め続けた。一樹も、決して細いわけではないが、筋肉は柊よりも劣った。
そして、今度は柊が一樹の身体を丹念に舐めた。射精するなと命令され、風呂から出るまで我慢させられた。
なぜ、一樹が柊の言いなりになっているのかというと、それは部長との不倫を知られたからだ。口止めの代わりに、ここでまるで犬のような扱いを受けている。
「ほら。ベッドに寝転がって。自分でオナニーしてみて」
一樹は、恥ずかしさに表情を歪めたまま、仰向けになって、自身の性器に指を這わせた。
「ふっ、うっ」
「へぇ。恥とかないわけ?」
クスクス笑いながら、柊が無防備なアナルへと、いきなり指を差し込む。
「はあっ、あっ、んんっ」
ズチュ、ズチュと音を立てながら、アナルの中を弄られ、もうなにも考えられなくなっていた。
「昼間のあれってさ、わざとなわけ?俺を怒らせたいからやってんの?」
指を早く動かされ、答えられないというのに、意地悪な質問をしてくる。一樹自身、わからなかった。ひどく怒ればこうなるとわかっているのに、なぜあんな言葉を言ったのか。
だが、こうなることを願ったのも事実だ。
「こいよ」
腕を引っ張られ、ダイニングテーブルの上に寝かされ、思いっきり突かれる。激しく腰を使われ、乳首やぺニスをむちゃくちゃに弄られ、やがて射精へと導かれた。
だが、根本をきつく指で結ばれ、射精することができない。
「イキたい?」
聞かれて何度も頷けば、柊がニヤッと笑う。
「これからは、俺とだけセックスするって約束できるなら、今すぐイカせてやる」
「うっ、あっ、あつ、やめっ」
腰を激しく動かされ、一樹が悲鳴をあげる。やがて、小さな声が柊に届く。
「これからは、ご主人様としか、セックスしません・・・っ」
「いい子だ」
やがて、甲高い悲鳴をあげて、一樹は果てた。
これからも、この関係が続くことを予感しながら。

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