「あ・・あ・・・だめえ・・」
風呂場で細身の男が壁に手をついてあられもない声を出している。
細身の男は全裸だ。
その声を無視してひたすら細身の男に腰を打ちつけている大柄な男の
表情は無表情だ。彼はズボンの前をはだけているが服を着たままだ。
「あ‥爽太・・・も・・・許して・・・」
細身の男は顔だけこちらを向ける。
「亮太、ダメだ、許さない」
爽太はひたすら目の前の男に腰を打ち続けた。
やがて細身の男が手をすべらせ、落ちそうになると、
その体を腕で支えた。
そしてまた激しく突く。
「ああん・・・」
細身の男は口からよだれを流し、
目は虚ろなまま喘いだ。
「亮太・・」
爽太は舌打ちをして亮太の唇に口づけた。
舌を入れ、口の中を蹂躙する。
ぐちゅ、じゅじゅぐちゅう・・
口の中からいやらしい音が鳴った。
2人は口を離す。
白い唾液が糸を引いた。
亮太は虚ろな目で爽太を見た。
それを見て爽太は亮太を抱きしめた。
そして耳元で囁く。
「何で浮気をした」
「う、浮気何てしてない・・」
「嘘つけ、だったら何であいつのSNSに
あんな写真が載っているんだよ?」
お前とあいつのツーショット写真」
「あ、あれは・・ただ一緒にデパートに行って
その帰りにイルミネーションを見て・・それを
背景にして写真を撮った」
「お前その日は家にいるって言っていたよな?
それなのに他の男と2人で何故出かける?
俺に嘘ついてやましいことがあったんじゃないのか」
「・・・」
「ならお仕置きが必要だな」
爽太は亮太をまた激しく突いた。
「ああ!あああ!はあ・・ああ!」
亮太の陰茎は天を向き、今にもイキそうだ。
それを見て爽太はポケットからリボンを取り出した。
それを亮太に見せる。
亮太の目に疑問の色が浮かんだのを見て爽太は言った。
「俺が何故こんなものを持っているかって?
表向きは記念日のプレゼント用に使うものだけど
裏向きは・・いつかこの理由で使いたいと思ったけど
思ったより早かったようだ」
爽太は素早く亮太の両手をリボンで縛った。
そして亮太の陰茎もリボンで縛った。
「な、何するんだ!」
亮太は慌てて叫ぶ
「勝手にそこでイくなよ」
爽太は言った。
そして一旦亮太の腰から自身を引き抜くと、
亮太を抱えるように床に降ろした。
互いの目があう。
爽太の目に情欲が燃え上がっているのが亮太に見えた。
爽太は亮太の足を開くと、自身を突き入れた。
「あ!んあああ!・・ああ・・ああ!」
容赦ない突きに亮太は喘いだ。
息も絶え絶えになりながら亮太は言う。
「・・ねえ、これ解いて!イけない!」
「だから駄目だ」
爽太は激しく腰を動かし、
亮太はその動きに翻弄させるしかない
「ああ!・・あああ!・・ああああああ!」
「ぐ・・」
亮太の頭が真っ白になった。
快感で呆然とする亮太。
その陰茎に結ばれたリボンを爽太は解く。
すると、陰茎から白い液体がびゅっと飛び出した。
それを見て切なそうな顔で爽太は言った。
「愛してる亮太・・だから浮気しないでくれ・・」
それを聞いて亮太は目を閉じた。
「ごめんな!俺が悪かった」
その後、ベットで目を覚ました亮太に爽太は謝った。
「お前、俺の誕生日が近いからプレゼントを選ぶために
あいつと買い物に行ったんだな」
「いいよ、嘘をついたのは事実だし」
「本当にごめんな、そしてありがとう」
爽太は亮太を抱きしめた。