なんの変哲もない子供部屋。壁には野球選手のポスターが飾られていて、机の上には教科書が散乱している。だが、この部屋には唯一、普通の子供部屋にはあり得ない光景が広がっていた。
それは、後ろでに縛られた男が、少年に性器を弄られているということだ。
「先生。いつになったら、反応してくれるの?」
高校生の相澤和人は、萎えたままの性器を指でなぞった。下半身だけ裸になった和人の下半身は、興奮した状態で、先端がはち切れんばかりなのに対して、男の性器はダランとして、なんの反応も示さなかった。先生と呼ばれたこの男は、永野信一。和人の担任で、来月からは転勤する予定であった。
ずっと信一に対して片想いをしていた和人は、転勤する信一が許せなくて、自宅に誘い出すと、そのまま監禁した。口を塞ぎ、手を縛り、指と舌で何時間も愛撫しているが、いっこうに反応はなかった。
和人の、人形のように整った顔が不思議そうな顔をする。
「変だな。僕にされて反応しないのって、先生だけだよ」
和人の声に、信一は視線を逸らした。男らしく整った顔立ちに、乱れた髪。口を塞がれてはいるものの、その隙間からは荒い息がこぼれている。信一だって男だ。性器を弄られて感じないわけがない。だが、教え子に弄られて勃起したなんて、そんなことは教師として耐えられなかった。
話があると言われて、和人の家に来てから記憶がない。気がついたら、半裸の和人に迫られていたのだ。
「しょうがないなぁ」
和人は、立ち上がり、形の良い尻を左右に振りながら奥へと消えた。そして、戻ってきた彼の手には、ポンプのような形をした機械が握られている。
まさかと信一は青くなる。そして、信一の予想は当たった。ポンプ状の機械は、信一のぺニスへとはめられた。
「んっ、んっ、んんっ、んんっ」
暴れる信一だが、逃げることは叶わなかった。性器を緩やかに刺激され、信一は両足をバタバタさせながら、必死に抵抗する。だが、機械による振動からは逆らえず、信一はとうとう機械によってイカされてしまった。
「うっ、んっ、んんっ、んんっ」
「すごい。こんなに出た」
うっとりと囁きながら、和人は指で白濁した液体をすくう。そして、なんの躊躇いもなく口の中へと運んだ。舌を指に絡め、精液を余すことなく舐めていく。その妖艶な笑顔から、信一は目を離せなかった。
「美味しい。もっと、欲しい」
うっとりと囁いた和人は、機械のスピードを上げた。
「んっ。んっ、んっ、んんっ、んっ、んんつ、んっ」
先程の和人の指の感触と、機械の感触が混雑して、まるで和人の指に触れられているようで、信一はとめどなく精液を迸らせた。
そして、和人はその度に指に信一の精液を絡めると、体育座りをした状態で、信一に見せるように、アナルへと指を差し込んだ。
「あっ。はあっ、先生っのっ、気持ち良いっ」
指を激しく抜き差しする和人の姿は、信一を釘付けにした。小さく、可憐な蕾に白くて華奢な指が吸い込まれていく。ぺニスに与えられる振動がリンクして、まるで自分が和人を犯しているような気持ちにさせた。
そして、そのことは和人にもわかっていた。
「先生の、好きにしていいんだよ。この身体は、先生のものなんだから」
和人が微笑む。綺麗な、綺麗なその笑顔に、信一はたまらなく欲情している自分に気がついた。口が自由になったら、和人が欲しいと叫びそうだったし、両手が自由になったら、和人を押し倒して、その小さなアナルに性器を突っ込みたくなるだろう。
教師としての理性など、吹き飛んでしまった。
搾精器が、強弱をつけて信一を刺激する。和人が、ゆっくりと近づき、口にしていたタオルを外した。そして、深く口づけながら両手も自由にした。
途端に、信一の腕が和人を抑え込む。
「先生の好きにして」
信一は、理性が崩壊していくのを自覚していた。そして、もう2度とこの部屋から出ることはないような予感がしていた。
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