ずっと母子家庭で苦労してきた夏生だが、母親が再婚したことによって、15歳にして父親と兄ができた。ずっと兄が欲しいと考えていた夏生は、義兄となった楓が気になって仕方がなかった。有名な大学を出ているらしいが、30を前にして引きこもりとなり、家族にも滅多にその姿を見せない。
夏生は、なんとか仲良くなりたくて、毎日のように楓に呼び掛けた。
「あの、夏生です。に、義兄さんって呼んでもいいですよね。あの、僕にできることがあったら言ってください。義兄さんのためなら何でもします」
弱々しい声で夏生が言えば、ドアがいきなり開き、夏生は楓の部屋へと引きずりこまれた。
暗闇のなか、抗う間もなく布団に押し倒され、会話もなく服を引き裂かれる。
「や、やめてっ。義兄さんっ、何を、ああっ、あぁっ」
そして、夏生は義兄によって犯された。まだ性体験もなく、オナニーすら数えるほどしかしていない夏生にとって、衝撃の方が大きかった。
「初めてだったのか。綺麗な顔をしているから、とっくに男とヤッてると思ったよ」
楓は、布団の上でうつ伏せに寝ている夏生の綺麗な背中を撫でた。夏生が消え入りそうな声で、兄がほしかったとこれまでで抱いていた自分の夢を口にした。
「だったら、俺の言うことを何でも聞くかい?弟なんだから、当然だろ?」
夏生は、その日から楓の言いなりになった。
朝は必ず楓の部屋に行き、フェラチオで楓をイカせることが日課となった。楓は、引きこもりとは思えないぐらい筋肉質で、その性器は夏生のものよりもかなり太かった。
最初はぎこちなかった夏生だが、楓に調教されて、1週間後には風俗嬢並の舌技を身に付けていた。
そして、夜は明るい室内で尻を高く掲げるようにして、楓の前でアナルオナニーをさせられた。
「はあっ、あっ、義兄さん、まだ、ですか?もう、2回もイッた、のに」
震える指を奥深くに埋め、激しく抜き差しを繰り返しながら、夏生が尋ねる。楓は、夏生のアナルに太いバイブを差し込むと、スイッチを入れた。バイブなど初めての夏生は、驚愕に目を見開く。
「あっ、いやっ、やだっ、なにこれっ」
ガクガクと震え、夏生はあまりの激しさにイッてしまった。パタッと布団の上に倒れこむ夏生に、楓が近づき抱き上げる。
信じられないぐらい優しくキスをして、丁寧に愛撫をする。
「可愛い。本当に、俺のものにしていいの?父さん」
楓が振り向くと、いつのまにか父親が立っていた。そして、2人の姿に目を細めた。
「好きにしなさい。最初から夏生くんをお前にやるために再婚を決めたんだ」
「ありがとう」
楓は、夏生の無防備なアナルを乱暴に犯してうっとりしていた。
「やれやれ。3人目にして、やっとお気に入りができたね。あ、そうだ。夏生の母親にはバレないようにな」
楓が夏生を犯す姿に、父親もまた下半身を熱くしていた。だが、さすがに父親という立場で夏生を犯すわけにはいかない。
楓が引きこもりになったのは、実の弟に拒絶されたからだ。それからというもの、楓は理想の弟を求め続けた。
そして、夏生はやっと見つかった理想の弟なのだ。
半年後。楓は一流企業へと就職をした。
帰宅すると、夏生が布団の上で両足を広げて微笑んだ。
「おかえりなさい、義兄さん。ここ、解しておいたよ」
アナルは既にトロトロになって、いつでも楓の挿入を待っている状態だった。
「ありがとう。いい子だね、夏生」
楓は下半身だけ裸になると、夏生の中へと自身を埋めた。